『ブレイドアンドソウル 相場』絵画のように心を打つ山紫水明の中華風ファンタジー

 ブレイドアンドソウル RMT世界観は中国の武侠小説がベースになっている。武侠小説とは中国で一大ジャンルを築いているアクション時代小説。義理を重んじる武人たちが、空を飛んだり岩を砕いたりする超人的な武術を使って悪人たちと戦いを繰り広げるような内容が多い。「スウォーズマン」や「楽園の瑕」など日本でも人気を博した映画も数多い。

 
 中国や韓国にはこの武侠をテーマに扱ったMMORPGが多いが、日本では武侠物は受けない、というのが定説になっている。だが、筆者が見るところ「Blade & Soul」はこの定説を覆す作品になりそうだ。
 
 「Blade & Soul」は世界観、システム、モンスター、ストーリーなどすべてが武侠小説の世界をゲームとして楽しむために考えられている。日本の時代劇のように、武侠小説にも武侠といえばこれという定番の設定があり、そういったものが作品の随所にちりばめられている。
 
 ブレイド&ソウル RMTゲーム冒頭、プレーヤーキャラクターは、傷ついて海に浮かんでいるところを通りかかった船に助けられる。そしてその前に何があったかの回想シーンからプレイがスタートする。この回想シーンはそのままチュートリアルになっている。ここはプレーヤーごとのインスタンスゾーンになっているので、まるで家庭用ゲームのような雰囲気だ。ゲームに慣れるまで1人でじっくりプレイできる。
 
 世界観は、唐宋時代の中国風。山紫水明な美しい風景は、ただ美しいだけではなく、とてもファンタジックだ。この場所で移動方法、戦闘方法など一通りのチュートリアルをこなす。サクサクと進めるとあっという間に終わってしまうが、せっかくなので作りこまれたマップを隅々まで探検してみるのも面白い。チュートリアルの場となっている道場は目のくらむような断崖の上に建っているが、この断崖から飛び降りることだって可能だ(ただし下に足場がないと死ぬかもしれないが)。
 
主人公であるプレーヤーキャラクターは、この道場で仲間と平和な暮らしを送っていた。しかしある日、突然襲ってきた3人組は、仲間や師匠を殺害して道場の宝である剣を奪っていってしまう。たった1人生き残った主人公は嵐の海で助けられ、復讐の冒険がスタートする。シネマティックなカットシーンを使ったイベントは近年の大作MMORPGの傾向だが、「Blade & Soul」のカットシーンも、かなり力が入っている。
 
 もう1つ筆者がマップの中で特に注目したいのはトイレの存在だ。トイレが作りこまれたゲームは良作という言葉はゲーム業界でよく聞く話だが、本作の村に設置されたトイレは、思わず笑ってしまうような作りこみがなされている。中には入れず、隙間から見ることしかできないのだが、見つけたらぜひ中をじっくり観察してみて欲しい。
 
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